夏から秋にかけて、涼しげな淡い紫の花が咲く
ユーパトリウム(セイヨウフジバカマ)

ユーパトリウムは、芽出しがゆっくりで、初夏ごろに葉っぱが見えてきます。梅雨頃から大きくなってきて、真夏に花が咲きはじめ、10月くらいまでの長い花期の間に次々と開花します。

淡い紫色のポワポワしたお花は、真夏に涼しげな景観を作ってくれます。

キク科ですが、ほかのキク科のお花とは全然違う花の形です。

白花も出回っています。

花持ちがよく、たくさん咲くので遠慮なく切り花にもできます。

 

宿根アゲラタムの名前でも流通していますが、アゲラタムとは別のお花です。

 

暑さ、寒さに強く、放任でもよく育ちます。シェードガーデンでも咲きますが、徒長するので注意です。

冬には地上部を枯らせて宿根し、春に再び芽吹きます。


育てやすくてかわいいお花のユーパトリウムですが、問題は増えすぎること!

地下茎が伸びて、1年で5、6倍くらい、場所によっては10倍くらい大きくなります。

あまり大きくしたくない場合は、すこし間引くか、鉢で育てるのがいいと思います。

うちは、親戚のお庭から一苗頂いてきて、かれこれ5年くらいで庭のあちこちで咲くようになりました。

ユーパトリウム(セイヨウフジバカマ) MEMO

花期:7月~10月

草丈:50㎝~100㎝

科名:キク科
原産地:アメリカ南東部、メキシコ

日 照:日向~半日蔭

管 理:放ったらかしでもいいですが、春と秋に様子を見ながらIB肥料を置き肥すると花が増えます。
メ モ:虫も全然つきません。