ヤマイモの地上部分のツルの枝分かれした部分にできる1㎝程度の球芽。「零余子」と書く。現在はあまり流通していないが、ヤマイモの産地では食用とされている。ヤマイモの種イモとしても利用されている。
消化酵素のアミラーゼを多く含む。鉄分やカリウム、マグネシウム、元気の源ともいわれるアルギニンなどを豊富に含み、栄養価は高い。
9月下旬から11月にかけて旬をむかえる。表面にシワがなくてハリがあるもの、1㎝程度の大きさのもの、濃い茶色のものが良品。
乾燥にも湿気にも弱い。乾燥すると表面にシワが出来てしまい、湿らせすぎるとカビが生えてしまう。濡らしたキッチンペーパーに包み、冷蔵庫の野菜室へ。
皮はむかずにそのまま調理できる。そのまま塩茹でし、炊飯器に米、酒、みりん、醤油、水などと一緒に入れて炊き込みご飯にするとほくほくして美味。
2児の母として、育児を通じて改めて食の大切さを感じる日々を過ごしながら、
野菜ソムリエのとしての活動を行う。
「野菜のパワー」の素晴らしさを多くの 方々に知ってもらうべく、情報発信中。
ムカゴ…100g
お米…2合
しょうゆ…小さじ1
お酒…小さじ1
みりん…少々
1. お米は水洗いをし、ざるに上げておく。ムカゴは水で洗い(洗った水が茶色くなくなるまで)、さっと塩ゆでにする。
2. 炊飯器に、お米を入れて30分ほどつける。しょうゆ、お酒、みりんを加え、その上に、ムカゴを加える。
3. 普通に炊く。炊き上がったら、軽く混ぜて器に盛る。