「香り松茸、味シメジ」とは昔からよく言われたもの。このシメジは「本シメジ」と言って、スーパーでよく見かける「ブナシメジ」とは異なる品種だが、うま味などは同様。日本では昔から自生していたが、現在流通するのは栽培されたもの。
カルシウムの吸収を助ける働きを期待できるエルゴステロールという成分や、不溶性の食物繊維を多く含む。日本人に不足しがちなアミノ酸も豊富。
通年出回るが、9月から3月が旬。カサが小さめで開きすぎずにしまりがあり、色が濃いもの。カサの内側が白くないもの、軸の部分が固いものが良品。
水気を拭き取ってからポリ袋に入れて冷蔵庫で3~4日保存。または、小分けにしてラップに包んで冷凍保存もお勧め。1か月以内に使いきるように。
和洋中の多くの料理に味や食感において大活躍。鶏のガラスープとの相性が良いので共に鍋に入れる。醤油で和、ごま油で中、コンソメで洋の味のスープに。
2児の母として、育児を通じて改めて食の大切さを感じる日々を過ごしながら、
野菜ソムリエのとしての活動を行う。
「野菜のパワー」の素晴らしさを多くの 方々に知ってもらうべく、情報発信中。
鮭…2切れ
シメジ…1パック
お米…3合
出汁…3合分
しょうゆ…大匙2
お酒…大匙2
みりん…大匙1
三つ葉…適宜
1. お米は水洗いをし、ざるに上げておく。シメジは根本を切ってふきんでふき、小分けにしておく。
2. 炊飯器に、お米を入れて出汁で30分ほどつける。しょうゆ、お酒、みりんを加え、その上に、鮭とシメジを加える。
3. 普通に炊く。炊き上がったら、軽く混ぜて器に盛り、三つ葉をのせる。