メキシコが原産地で、南米では紀元前から親しまれ、日本へはヨーロッパ、中国を経由して到来。薩摩藩から広まったためにサツマイモと名づけられました。
やせた土地でも簡単に栽培でき戦後の食料難を救った野菜の1つ。加熱するとデンプンを麦芽糖に変える酵素を多く含んでいて、石の熱でじわじわ温められた焼き芋はぐっと甘くなります。
食物繊維を豊富に含み、便秘解消に効果的。紫芋など、紫色の濃いものはポリフェノールやβカロテンも含むので、抗酸化作用や美肌効果も期待できます。
9月から12月にかけて、美味しいものが出回ります。紅色が鮮やかでムラのないもの、黒い斑点のような傷が少なく、ずっしりと重いもの、でこぼこしていないものを選びましょう。
新聞紙に包んで、風通しのよい場所で保存しましょう。寒さに弱く、腐ってしまうことがあるので、冷蔵庫には入れないようにしましょう。13℃から15℃程度で保存するのが望ましいです。
ご飯を炊くときに、小さく切って水にさらしてアク抜きしたサツマイモを入れて炊くと、サツマイモご飯の出来上がり。仕上げにお好みでバターと塩を加えたり、コンソメを入れても美味しいですよ。
2児の母として、育児を通じて改めて食の大切さを感じる日々を過ごしながら、
野菜ソムリエのとしての活動を行う。
「野菜のパワー」の素晴らしさを多くの 方々に知ってもらうべく、情報発信中。
サツマイモ……1~2本
A
砂糖……大さじ5
みりん……大さじ5
しょうゆ……大さじ2
ごま……小さじ1
揚げ油
1. サツマイモは皮をむいて乱切りにし、水にさらした後、水気をふく。電子レンジで2~3分加熱する。
2. 油を170度に熱してサツマイモを入れ、濃い揚げ色がついたら取り出す。
3. 鍋にAを入れて、合わせて煮詰める。あめ状になったら、さつまいもを加えて手早くからめる。
4. サラダ油を塗ったボールに3を入れ、ゴマをふり、軽く混ぜ合わせる。