日本全国の山野に自生している日本特産の山菜。平安時代から栽培され、湿布やセキ止めなどの薬用として使用されることが多かった。冬に黄色い花を咲かせるから冬黄(フユキ)が変形して「フキ」になったという説がある。
ビタミンCやカリウムを含むので、美肌効果や利尿作用を期待できる。独特のほろ苦さや香りはファイトケミカルによるもので抗酸化作用を期待できる。
本来の旬は4月から6月にかけて。栽培のものは通年出回る。葉が伸びきっているもの、茎が太すぎずに1.5㎝から2㎝程度のものが良品といわれる。
鮮度が大切な野菜なので、できるだけ早く食べるのがよい。保存するときは、乾燥を防ぐためにビニール袋などに入れて冷蔵庫の野菜室に入れるとよい。
板ずりをしてから茹でて皮をむき3㎝程度に切る。耐熱容器に酢、水、砂糖、塩、胡椒、ニンニク、鷹の爪と一緒に入れて電子レンジで5分。冷ましてピクルスに。
2児の母として、育児を通じて改めて食の大切さを感じる日々を過ごしながら、
野菜ソムリエのとしての活動を行う。
「野菜のパワー」の素晴らしさを多くの 方々に知ってもらうべく、情報発信中。
フキ……2~3本
豚バラ薄切り肉……170g
酒……大さじ2
みりん……大さじ1 1/2
しょうゆ……大さじ2 1/2
七味唐辛子……適宜
1. フキは塩をふって板ずりして、茹でて冷水にとり、皮をむく。
2.肉を広げて、フキを2~3本ずつまとめて肉の上にのせ、巻きつける。
3.フライパンにサラダ油少々を熱し、2の巻き終わりを下にして入れ、転がしながら焼き色をつける。肉の脂はペーパータオルなどでふき取る。
4. 肉に火が通ったら、酒・みりん・しょうゆを加えて、からめる。
5. 食べやすい大きさに切り、器に盛って、残ったたれをかけ、七味唐辛子をふる。