野菜ソムリエ篠田彩子さんに聞く
レタス

古代ギリシアやローマにて、健康と安眠をもたらす(特に芯の部分)野菜として食用とされていました。日本ではチシャ(乳草)という名前で昔から食用。

「乳」という漢字を使ったのは、茎の切り口から白い液が出るのを「乳」と見立てたから。みずみずしく、シャキッとした歯ごたえで、サラダには欠かせない野菜です。


栄 養

ビタミンC、カルシウム、鉄分などを含み、美肌や、貧血予防などに効果的といわれる。サニーレタスなどは色の濃い部分にカロテンが豊富。

旬・選び方

通年出回るが、本来の旬は5月から7月にかけて。同じ大きさのものならば持ったときに軽い方を選ぶ。重いものは育ちすぎてえぐみがでていることも。

保存のしかた

乾燥に弱いので、断面にラップをしたり、ビニール袋に入れて野菜室で保存。余分な水気があると腐ることがあるので、適度に水気はきってから。

調理法

熱と水分によって栄養素が壊れてしまうので、生で食べるのが最適。葉の形をいかして挽肉のいためたものや、ほかの野菜を包んで食べても美味。

野菜ソムリエ篠田彩子さん

2児の母として、育児を通じて改めて食の大切さを感じる日々を過ごしながら、

野菜ソムリエのとしての活動を行う。
「野菜のパワー」の素晴らしさを多くの 方々に知ってもらうべく、情報発信中。


チリコンカン
材 料 (4人分)

キドニービーンズの水煮……1缶

タマネギ……1コ

ピーマン……1コ

牛ひき肉……150g

レタス……1/2コ

ニンニク……1片

オリーブオイル……適量

 

A

トマトの水煮……1缶

固形スープの素……1コ

チリパウダー……大さじ2~3

トマトケチャップ……大さじ2

塩・こしょう……適宜


作り方

1. タマネギ2/3、ニンニクをみじん切りにする。残りのタマネギ1/3とピーマンはスライスにする(後で上にのせる)。

 

2. レタスは冷水につけ、シャキとさせておく。

 

3. 鍋にオリーブオイルをしき、ニンニク・タマネギのみじん切りを炒める。少し色が変わったら、牛ひき肉を入れ炒める。

 

4. さらに、水気を切ったキドニービーンズ、A、水1カップを入れ、煮汁が半分ほどになるまで煮る。

 

5. 仕上げにチリパウダーで辛みを調える。

 

6. 食べる際に、レタスの上にチリコンカンをのせ、タマネギ・ピーマンのスライスをのせて食べる。