「冬至にはカボチャ」と言いますが、実際は夏が旬の野菜。大きく分けて西洋カボチャ、日本カボチャ、ペポカボチャがあります。
現在、店頭に並ぶ多くが西洋カボチャで、皮が緑色でホクホクしていて甘みが強いのが特徴。日本カボチャは皮が黒色で、水気が多く甘みは弱め。ハロウィンの頃に出回る、小さなカボチャがペポカボチャ。
カロテンは皮膚の粘膜を正常に保つ効果を期待できるので、美肌にはもちろん、喉の粘膜にも作用するので、風邪の防止も効果的。
日本で主流の西洋カボチャは夏から秋にかけて。 ずっしりとした重さのあるものが、水分をしっかりと含んでいて良品。ヘタの部分が乾燥しているのが完熟の合図。カットされているものを買うときは、種が密につまっているものを。
丸ごとのままならば、常温でも1ヶ月程度は保存できる。カットされているものは、種の部分から古くなるので、種を取り除いてからラップで包み、冷蔵庫で。
油との相性がよいカロテンを豊富に含むので、組み合わせるとよい。
2児の母として、育児を通じて改めて食の大切さを感じる日々を過ごしながら、
野菜ソムリエのとしての活動を行う。
「野菜のパワー」の素晴らしさを多くの 方々に知ってもらうべく、情報発信中。
<カボチャのペースト>
カボチャ…1/2個
カボチャのペースト…300g
グラニュー糖…40g
卵黄…2個
生クリーム…1/2カップ
バニラエッセンスorシナモン…少々
かぼちゃの種(食べれません)…少々
バター…適宜
カボチャのペースト
1.カボチャは種とワタを取り、一口大に切る。
2.耐熱容器に入れ、電子レンジで5~6分加熱する。竹串が通るくらいが目安。堅ければ、さらに1~2分加熱する。
3.熱いうちに、マッシャーやフォークの背などでつぶす。
4.小分けにして冷凍庫で保存。約2週間保存できる。
スイートパンプキン
1.カボチャのペーストを電子レンジにかけ1~2分加熱する。
2.ボウルに温めたカボチャのペースト、グラニュー糖、卵黄、生クリームの順に入れ、混ぜ合わせる。さらに香り付けに、バニラエッセンスまたはシナモンも加えて混ぜる。
3.耐熱容器にバターを薄く塗り、②を入れて表面を平らにし、かぼちゃの種を散らす。
4.オーブントースターで15~20分焼く(表面が焦げてきたら、アルミホイルをかぶせる)。
カボチャのペーストはこの他にも、ポタージュやコロッケに使えます。