印象派からエコール・ド・パリへ
Renoir et l’art moderne, Collections du Musée du Petit Palais de Genève
スイス・ジュネーヴにあるプチ・パレ美術館が収蔵する、19世紀後半~20世紀前半にかけてのフランス近代絵画を紹介する展覧会です。
創設者である実業家オスカー・ゲーズ氏は熱心な美術蒐集家で、同館の収蔵品展が日本で開催されるのは約30年ぶりのこと。
プチ・パレ美術館は、ルノワールやユトリロといった有名な作家に加えて、あまり知られていなかった画家たちによる優れた絵画も数多く収蔵されています。世紀転換期のパリでは、印象派や新印象派、ナビ派、フォーヴィスム、キュビスム、エコール・ド・パリなどのさまざまな絵画運動が生まれ、絵画における実験的な表現方法が探究されました。
この展覧会では、そのようなフランス近代絵画の流れを、38名の画家による油彩画65点という充実したラインナップによって展望するものです。
アシール・ロージェ 《花瓶の花束》 1894年
ASSOCIATION DES AMIS DU PETIT PALAIS, GENEVE
アンリ=エドモン・クロス 《糸杉のノクチューン》 1896年
ASSOCIATION DES AMIS DU PETIT PALAIS, GENEVE
印象派、新印象派、ナビ派、フォーヴィスム、
キュビスム、エコール・ド・パリの6章に分かれ、
19世紀後半~20世紀初頭のパリに次々に現れた絵画の動向が、わかりやすく紹介されています。
近代都市パリで華やかに展開した芸術運動は、一握りの巨匠たちだけではなく、
数多くの画家たちによって周辺から支えられていました。
新しい絵画様式の先駆者や、枠に収まらない個性的な画家など、あまり知られていない画家たちの作品を観ることができるのも、今回の展覧会の魅力です。
スイス プチ・パレ美術館のコレクションだけで構成される展覧会は、日本では約30年ぶりのこと。同館は1998年に休館してから、現在も一般には公開されていません。そのためこの展覧会は、現地でも見ることのできない傑作を鑑賞することのできるとても貴重な機会です。
これまであまり知らなかった画家たちの作品に出会えるのは、とても楽しみ。
お気に入りの絵を見つけに行きましょう!
※画像写真の無断転載を禁じます
マリア・ブランシャール 《静物》 1917年
ASSOCIATION DES AMIS DU PETIT PALAIS, GENEVE
テオフィル=アレクサンドル・スタンラン 《猫と一緒の母と子》 1885年
ASSOCIATION DES AMIS DU PETIT PALAIS, GENEVE
ジャン・メッツァンジェ 《スフィンクス》 1920年
ASSOCIATION DES AMIS DU PETIT PALAIS, GENEVE
モーリス・ドニ 《ペロス=ギレックの海水浴場》 1924年
ASSOCIATION DES AMIS DU PETIT PALAIS, GENEVE
展覧会名:スイス プチ・パレ美術館展 印象派からエコール・ド・パリへ
会 場:SOMPO美術館 〒160-8338 東京都新宿区西新宿1-26-1 新宿駅西口より徒歩5分
会 期:2022年7月13日(水)~ 10月10日(月・祝)
休 館 日:月曜日(ただし7月18日、9月19日、10月10日は開館)
開館時間:午前10時~午後6時(最終入館は午後5 時 30 分まで)
観 覧 料:一般:1,600円、 大学生:1,100円、 高校生以下無料
※ チケットは公式電子チケット「アソビュー!」(日時指定券)、ローソンチケット、イープラス、チケットぴあなどで購入できます。詳細は美術館ホームページをご確認ください。
主 催:SOMPO美術館、フジテレビジョン
協 賛:損保ジャパン
後 援:在日スイス大使館、新宿区
企画協力:ホワイトインターナショナル
URL:https://www.sompo-museum.org/
お問合せ 050-5541-8600(ハローダイヤル)
こちらの展覧会のご招待券を、5組10名様にプレゼントします!※6月30日締切
下のフォームよりご応募ください。
当選者の発表は発送をもってかえさせていただきます。