浜離宮恩賜庭園で10年ぶりに開花した「アオノリュウゼツラン」を見に出かけました
10数年に一度しか咲かないと言われている「アオノリュウゼツラン」が開花したと聞き、その花を見に浜離宮へ出かけました。
8月の猛暑の中、浜松町駅から歩くこと20分。江戸時代に江戸城の出島として作られた徳川将軍家の庭園「浜離宮恩賜庭園」があります。ビル群に囲まれながらも都会のオアシスとして、ビジネスマンの憩いの場となっています。
門を通り入り口を抜けると、青々とした芝生が広がる日本庭園が見えてきます。先ほどまでのビルの喧騒がうそのように、夏の日差しを感じつつも爽やかな風が吹いています。
奥に進むと、お目当ての「アオノリュウゼツラン」の悠々と佇む姿が見えてきます。
近づくと背丈は6メートルをゆうに超えて、花は見上げながら鑑賞します。
リュウゼツラン(竜舌蘭)の名前通り、葉は龍の舌のように大きく長く、花は鮮やかな黄色で空に向かってたくましく咲いていました。
8月中(天候による)は開花の様子を見ることが出来るそうなので、お近くに行かれた際は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
追記:8月15日、台風の為お花は散ってしまったようです泣
「浜離宮恩賜庭園」のHPによると、
キジカクシ科リュウゼツラン(アガベ)属。葉は放射状につきロゼット状(放射状)になる。
中南米原産のリュウゼツランの一種。
開花まで長い年月を要し、日本では10~50年かかるといわれる
また、長年葉にためた栄養を全て花にあてるため、開花後の株は枯れてしまう。リュウゼツラン(竜舌蘭)という名前は、肉厚でトゲを持つ葉を伝説上の竜の舌になぞらえて命名されたと言われている。
ちょうどキバナコスモスが見ごろをむかえていました。
※臨時休園が発生する場合もありますのでHPを確認の上ご来園ください。
通常開園時間:午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)
休園日:12月29日~翌年1月1日まで
入園料:一般 300円、65歳以上 150円(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)
アクセス:
<大手門口>
都営地下鉄大江戸線「築地市場」(E18)「汐留」(E19)・ゆりかもめ「汐留」下車 徒歩7分
JR・東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線「新橋」(G08・A10)下車 徒歩12分
<中の御門口>
都営地下鉄大江戸線「汐留」下車10出口 徒歩5分
JR「浜松町」下車 徒歩15分
お問い合わせ:浜離宮恩賜庭園サービスセンター
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index028.html
東京都中央区浜離宮庭園1-1 TEL: 03-3541-0200
立ちよりスポット