野菜ソムリエ篠田彩子さんに聞く
ナメコ

ぬめりのある様子から「ぬめらっこ」、そしてそれを由来として「滑子(ナメコ)」と名付けられたと言われている。傘の直径が1㎝ほどの小粒のものから8㎝ほどの大粒のものまで栽培され、通年、安価で出回っている。


栄 養

特有のぬめりは粘膜の保護する役割を期待され、またカリウムも豊富なので代謝促進にも効果的。

※「特有のぬめりはムチンという」と掲載しておりましたが、 誤りであるため訂正致します。

旬・選び方

天然のものの旬は10月から11月。菌床栽培されたものは通年出回る。全体的にツヤがあり、粒の傘が肉厚のものが美味しいと言われる。

保存のしかた

あまり日持ちはしないので、買ってきたら2日以内に食べきるように。サッと茹でて水気をきって冷凍もできるが、食感を失ってしまう。

調理法

味噌汁やスープに入れるのは一般的だが、味にクセがないので、様々な料理との相性が良い。ペペロンチーノパスタの具として一緒に炒めたり、炊き込みご飯に入れても。

野菜ソムリエ篠田彩子さん

2児の母として、育児を通じて改めて食の大切さを感じる日々を過ごしながら、

野菜ソムリエのとしての活動を行う。
「野菜のパワー」の素晴らしさを多くの 方々に知ってもらうべく、情報発信中。


ナメコのスープ
材 料  

ナメコ………1袋

トマト……………中1個

セロリ……………1/3本

卵…………1個

 

鶏がらスープ……2カップ

塩・コショウ……適量

お酒………………大1

水とき片栗粉……大1

酢…………………大1

三つ葉……適量


作り方

1. ナメコは水洗いをし、水けをきっておく。

2. トマト、セロリは1㎝ほどのみじん切りにする。卵は溶いておく。

3. 鍋に鶏がらスープを入れ、ナメコ・トマト・セロリを加えて火にかける。

4. 沸騰したら、塩コショウ、お酒を加え、味を調える。

5. 水とき片栗粉を加えてとろみがついたら、溶き卵を混ぜながら落とし入れる。

6. 酢を加える。器に盛り、三つ葉を添える。