野菜ソムリエ篠田彩子さんに聞く
ジャガイモ

「畑のリンゴ」と呼ばれるほどビタミンCを豊富に含むジャガイモ。保存性が高く、値段が安定していることが魅力です。世界中で多くの方に愛される野菜の1つ。 

明治時代に川田男爵が導入した「男爵」、イギリスから導入された「メークィーン」など多くの種類が出回っています。


栄 養

ビタミンCやビタミンB群、カリウムなど、皮には食物繊維を含みます。一度に多くの量を食べることができるので、効率的に栄養摂取ができます。 

旬・選び方

日本は南北に長いので、春には九州で、秋には北海道で旬をむかえます。丸くてふっくらしていて、シワがなくてハリのあるものを選ぶのがポイントです。 

保存のしかた

日があたらない、涼しく、風通しのよいところで、新聞紙に包んで保存しましょう。芽が出ないようにするには、リンゴと一緒に保存するとよいといわれます。 

調理法

品種によって使いわけるのがポイントです。例えば、デンプン質の高い「男爵」はコロッケに、煮崩れしにくい「メークィン」は煮物などにするとよいです。

野菜ソムリエ篠田彩子さん

2児の母として、育児を通じて改めて食の大切さを感じる日々を過ごしながら、

野菜ソムリエのとしての活動を行う。
「野菜のパワー」の素晴らしさを多くの 方々に知ってもらうべく、情報発信中。


シャキシャキじゃが芋の中華炒め
材 料  

ジャガイモ…中2個

にんにくの芽… 1束

赤ピーマン…半分

豚バラ肉…100g

ザーサイ…お好みで

生姜……ひとかけ

サラダオイル……大1

ごま油または辣油 …少々

胡椒

醤油  


作り方

1.  ジャガイモを千六本に切り、水にさらし固めに下茹でする。 

2.  豚肉は千切りにして、生姜の千切りを入れたサラダオイルで油が出るまでしっかりと炒める。 

3. にんにくの芽を2.に入れてから柔らかくなるまで中火で炒める。(にんにくの芽が太ければ固めに下茹でしてください。) 

4.  3.にジャガイモ、ザーサイ、彩りで赤ピーマンを入れて、シャキシャキ感が残るように炒める。味を見ながら塩、胡椒、醤油、ごま油を入れ、最後にお好みで辣油を入れて下さい。