野菜ソムリエ篠田彩子さんに聞く
キュウリ

ウリ科の野菜。日本には6世紀ごろ渡来しましたが、人気がなく、昭和初期ごろようやく生産が盛んに。また、見栄えの良さを求められ、新鮮さの目安とされていた白い粉のブルームも敬遠されてブルームレスに。形もまっすぐなものに改良されました。最近ではイボなしキュウリも登場。

 


栄 養

約95%が水分で構成されているキュウリですが、むくみを解消してくれるカリウムや、免疫力を高めたり美肌作りに貢献したりするビタミンC、食物繊維などが含まれています。

旬・選び方

重みがあって全体にハリ・つやがあり、表面の緑色が濃いものを選びましょう。 多少曲がっていても問題ありませんが、できるだけ太さが均一で、両端がかたいものがよいでしょう。

保存のしかた

水分を保つためラップをして冷蔵庫で保存。冬は風通しの良い室温でも大丈夫。

野菜ソムリエ篠田彩子さん

2児の母として、育児を通じて改めて食の大切さを感じる日々を過ごしながら、

野菜ソムリエのとしての活動を行う。
「野菜のパワー」の素晴らしさを多くの 方々に知ってもらうべく、情報発信中。


キュウリの四川風炒め
材 料 (2人分)

キュウリ……3本

豚ひき肉……100g

ネギ……1/3本分

ニンニク……1かけ

ショウガ……1かけ

豆板醤……大さじ1/2~1

甜麺醤……大さじ1

醤油……大さじ1と1/2 

酒……大さじ 2

砂糖……小さじ1/2


作り方

1. キュウリは1/3の長さに切り、さらに縦3つに切る。塩を軽くふっておく。

 

2. フライパンに油をしき、水気を切ったキュウリを強火で炒めて器に移す。

 

3. フライパンに油をしき、ひき肉を炒める。肉の色が変わったら、みじん切りにしたネギ・ニンニク・ショウガを炒め、香りが出てきたら、豆板醤、甜麺醤を加え、さらに醤油・酒・砂糖を加え炒める。

 

4. 3にキュウリを戻して、炒め合わせる。